金剛力士像500円はやつ橋蒔絵500円同様に消印は別納が圧倒的に多い切手です。昭和44年2月1日の発行当時の適応額面は2種類ほどしかなく(定形外書状1キロ迄+書留+速達+引受時刻+配達証明、外国航空小包デンマーク宛1キロ迄)、その2種類もほとんど可能性がないものです。昭和49年10月以降の小包等の郵便料金値上げに伴い高額切手の需要が増えましたが、同年11月にバサラ大将500円が発行されたため実逓でも使用済みは昭和49年以降がほとんどです。凹版印刷のため消印の乗りが悪く判読できる消印も少なく、別納が多いためにシートや田型が多く単片での満月印は非常に少なくなります。消印は昭和50年7月のペアの櫛型印ですが、キロボックスより出てきたものです。何に使用されたのでしょうか。
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