延暦寺60円切手は昭和41年7月1日の郵便料金改正に伴い、書留・現金書留用の切手として発行されました。しかし、単独で使用での料金額面はなく、定形料金15円の加貼りでの使用は新オオムラサキ75円の需要が多かったため、需要は多くはなかったようです。昭和46年7月の料金改正では簡易書留料金となり販売は継続されました。この切手の消印は昭和51年1月後での定形重量便での使用例が圧倒的に多く、機械印もその時期の物がほとんどです。また、凹版印刷であるため消印は判読しにくいという特徴があります。消印は封書額面50円時代の、1977年の「日本橋局」和欧文機械印ですが、この程度でも判読できる消印は稀少です。ちなみに、昭和40年代の機械印は個人的には見た記憶がほとんどありません。
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