バサラ大将500円切手は金剛力士像500円を引き継いだ額面切手で、それまでの凹版印刷をグラビア印刷への切り替えを行い、埴輪の兵士200円茶・興福寺仏頭300円・天燈鬼400円とともに高額切手の一環として昭和49年11月に発行されました。実際に使われるようになったのは2年後の郵便料金改正後からで、定形書留速達や小包などあやゆる高額郵便物に使用されました。この切手の特徴は発行期間が長いことで平成22年の郵政民営化に伴う国名書体変更の切手発行まで約40年間使用されました。実逓印も豊富で中には注文消しも見かけます、今回の消印は昭和49年11月の三鷹局の発行月和文ローラー印で別納印です。小さな局では金剛力士像の処分に時間がかかりましたが、この消印はかなり多く見かけます。
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