切手収集を始めて40年、動植物国宝切手や平成切手また戦後の記念切手の消印バラエティを中心に収集、オークションへも参加しております。今までのコレクションの中からいろいろな消印を様々な資料を含めてご紹介していきます。

動植物国宝

観音菩薩像10円ペーンの昭和32年櫛型印

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観音菩薩像10円ペーンの昭和32年櫛型印

引き続いて初期の動植物国宝図案切手の消印になります。切手は観音菩薩像10円の切手帳ペーンの単辺ですが、この切手のペーンは下記の3種類発行されています。

①昭和29年11月20日発行=10円×10枚、タブが「名あては正しく明りょうに」「旅行に便利は簡易書簡」
②昭和29年11月20日発行=10円×10枚、(切手趣味週間用)タブが「郵便は世界を結ぶ」「切手に学ぶ世界の知識」
③昭和34年4月20日発行=10円×8枚、オシドリ5円×4枚

消印は昭和32年印ですので上記の①か②になるのですが、当初は①のペーンを発行し主要局の窓口で販売する予定でしたが、②は切手趣味週間用としてタブを変更して急遽東京中央局で6万部発行販売したものです。切手趣味週間は翌年より記念切手が発行されることになりました。ペン単辺ではどちらかは判断できませんが、切手趣味週間用が1人1冊の限定販売であTったことからペーンの使用済みのほとんどは①の切手帳のようです。鳥取三朝局の櫛型印です。

 

観音菩薩10円ペーンの櫛型印※画像をクリックすると拡大します

 




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