今回の消印も注文消しでオークションで入手したロットの中に入っていたものです。消印は平成18年の和歌山県岩出局の丸二タイプのエラー年賀櫛型印です。昭和61年4月より全国303局の普通郵便局で丸型印が導入され、年賀印も櫛型印から丸型印へ移行されましたが、櫛型年賀印は平成初期まで使用され櫛型印と丸型印が組み合わさったエラー年賀印も平成10年頃までは一部の局で使用されていました。年賀印は1年に1度しか使用されないため、どの局でエラー印が使用されているのかは消印押印依頼をしないと実際にはわからないのが実情です。従って、エラー年賀印収集には前年のエラー櫛型印が引き続き使用されそうな局へ押印依頼を切手商や消印収集家は毎年行っていたようです。今回の消印は後期のエラー年賀櫛型印です。
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