今回の消印も消印もれ印です。消印もれ印は「抹消印」(「消印もれ消印」というのは俗称で郵便局名と「消印」の文字が記される)と言うものですが、他の消印のように明確な定義(サイズ・文字・インク色等)がなく局の判断で作成し使用されているようです。それ故に様々な形態の消印が存在するのですが、今回は局名部が空白になったものでその使用局は思った以上に多いようで、今回の3種類も全く異なるもので左上のものは横バーまで一部削られています。通常の消印のようにどの局でいつ押印されたのかを知る必要もなく、単に切手の再利用をな防止するためなのかもしれません。
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