今回の切手は使用済みの収集が難しい切手です。昭和49年10月の郵便料金値上げに伴い小包や書籍小包料金が高くなり、200円切手の需要が増えたため凹版印刷の音声菩薩像に替わってグラビア印刷の「埴輪の兵士200円茶」が昭和49年11月11日に発行されました。適合額面は書籍小包250グラムまでなどでしたがキリのより数字の高額切手として使用されました。しかし、昭和51年1月25日の郵便料金値上げで速達料金が200円になったことで、速達用の赤色に改色して発行されたたため実質の発行期間が1年半という短い期間になっています。当時のキロボックスでもほとんど出てくることはなく、また高額切手のため注文消しなども非常に少ないため満月印を収集する事も難しくなります。消印は昭和51年8月の値上げ後での使用印ですが、色検知の関係で赤色を優先して販売したためこのような消印でも稀少になります。大阪中央局印です。
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