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新キク15円の1968年12月「東京中央局」和欧文機械印
2021/5/15
1968年(昭和43年)12月1日より和欧文機械印が10の郵便局で使用開始されました。この消印についての郵政公報の通達は次の通りです。 「郵便物自動取り揃え押印機による押印作業において、収集郵便物に含 ...
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観音菩薩像10円コイル5連の昭和34年和文ローラー印
2021/5/8
今回の消印はオークションで入手しました収集家の遺品と思われるキロボックスからの物です。動植物国宝図案切手で最初のコイル切手の「観音菩薩像10円」、発行されたのが昭和34年1月20日ですが2年後の昭和3 ...
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ニホンジカ10円のタテ書き青色消印もれ印(水戸局)
2021/4/28
今回の消印は久しぶりの「消印もれ印」です。旧スタンプブログでは数回に分けて様々な「消印もれ印」をご紹介しましたが、今回はタテ書きです。タテ書きの消印もれ印は今まで見たことはなく初めてになります。郵便消 ...
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オシドリ5円ペアの局名間上部にバーのある櫛型印(伊丹局)
2021/4/24
局名間にバーが入った消印は、昭和30年代後半から平成2年頃まで九州と沖縄で活字の彫が浅いためにA欄で文字数が少ない部分に押印時に彫り残しのバーが消印に写ってしまう「欠陥」的な消印バラエティとして出現し ...
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新ホトトギス3円の年号数字が濃い櫛型印(横浜元大橋局)
2021/4/21
今回の消印は私にもよくわからない消印です。昭和50年の数字部分のみ濃く押印されており他の部分は平均的に押印されており何とも不自然なのですが、数字の書体が大きいわけでもなく月日の数字とあまり変わらないの ...
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オオイトカケガイ62円の局名バランスの悪い和文ローラー印(石神井局)
2021/4/17
今回の消印は局名のバランスが悪い和文ローラー印です。過去に数回同じような消印を紹介しましたが、今回は局名3文字の「石神井局」印ですがですが1月9日の当ブログで紹介しました「武蔵野局」の印影と良く似た書 ...
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はにわの兵士200円茶の昭和51年櫛型印
2021/4/3
昭和49年の小包料金値上げ等に伴い200円切手の需要が増えたため、音声菩薩200円茶の凹版印刷に変えてグラビア印刷で発行されたのが「はにわの兵士茶」です。昭和49年11月発行ですが、昭和51年1月の郵 ...
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やつ橋蒔絵500円の三日月欧文印(YOKOHAMA局)
2021/3/31
やつ橋蒔絵500円の発行は昭和30年3月で当時500円を超える郵便料金は無く、主に別納用として使用されました。当時のハガキは5円で今の63円として考慮すると現在の6000円程度の金額になります、一概に ...
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オシドリ5円ペアの局名タテ書和文ローラー印(浜田局)
2021/3/24
今回の消印は主に第2次動植物国宝図案切手に見受けられる「局名タテ書和文ローラー印」です。戦前ではこのようなタテ書の消印は存在していましたが、昭和24年9月の通達で消印類の局名は「横・右書き」、または「 ...
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平等院鳳凰150円橙ペアの昭和56年「豊島局」直彫ローラー印
2021/3/20
今回の消印は直彫和文ローラー印になります。この直彫ローラー印は、昭和56年から使用開始された年号更埴式への切り替え期に現れたもので、消印が局独自に手配されたことにより直彫になってしまったようですが、直 ...
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新タンチョウヅル100円ペアの昭和43年「発行年」和文ローラー印
2021/3/17
新タンチョウヅル100円は旧タンチョウヅルを引き継いで、色検知枠対応の切手として改色して発行されました。100円という郵便額面用ではなくキリのよい額面として多用途に使用できるのが発行目的のひとつになり ...
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オシドリ5円切手帳ペーン単片の櫛型印
2021/3/13
今回の消印はオシドリ5円の切手帳ペーンです。オシドリ5円はハガキ額面の切手で、昭和26年(1951年)11月1日から昭和41年(1966年)6月30日までの15年あまりのハガキ額面が5円でした。長期間 ...
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梵鐘60円5連の年号部「数字誤植」和文ローラー印
2021/3/10
今回ご紹介する消印は山梨県内で集められた平成元年前後のキロボックスから出てきたモノです。大河内局の消印ですが、おそらく山梨県南巨摩郡身延町にある「大河内局」と思われます(大河内局という名称は三重県、兵 ...
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観音菩薩像350円の施設内櫛型印(ホテルニュージャパン内局)
2021/3/3
ホテルニュージャパンは、かつて東京都千代田区永田町(赤坂見附)にあったホテルで、1982年(昭和57年)2月8日の火災を機に閉鎖され廃業しました。そのホテル内にあったのが東京ホテルニュージャパン内郵便 ...
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弥勒菩薩像50円緑の元号入り和欧文機械印初日印
2021/2/27
戦後長い間元号は法的根拠をもたない慣習上のものにすぎなかったが、日本に伝統的に用いられてきた元号を法律上認知し、それに正式の位置づけを与えよとの声が高まり、1979年(昭和54年)6月6日に第87回国 ...
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旧前島密1円の県名旧字体櫛型印(德嶋)
2021/2/20
昭和40年代初期の旧前島密1円への注文消しを見かけますが、消印収集家による一番安い切手への押印依頼によるものです。旧アキタ犬2円は印面が暗く消印は判読しにくいため旧ホトトギス3円ではなく旧前島密を使っ ...
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弥勒菩薩像50円茶(銭位)の昭和27年櫛型印
2021/2/13
1950年11月1日の切手趣味週間発行日に合わせて、外信船便書状用の平等院鳳凰堂(銭位)24円が発行され1950年から1951年にかけて7種類の銭位動植物国宝図案切手が発行されました。このシリーズが第 ...
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オシドリ5円の昭和30年「発行年」櫛型印
2021/2/10
1951年(昭和26年)11月1日の郵便料金改訂に伴い、第4種盲人用展示郵便の基本料金が0.8円から1円になり銭位料金の郵便物が無くなったことから1952年以降に発行する切手はすべて円位へ切り替わりま ...
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郵便番号宣伝1次7円ペアの発行初日機械ハト印
2021/2/6
切手発行の初日印(初日用通信日付印)にはハト入りの日付印が使用されます。現在はハト入り丸型印、ハト入り欧文印、ハト入り機械印、風景印が使われていますが、下記の局で使用されています。この中で機械ハト印は ...
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新タンチョウヅル100円の「分室」表示和文ローラー印(熊本中央局貯金局内分室)
2021/2/3
郵便局の下部に属する分室にはその目的別に、窓口分室・集配分室・作業分室・ゆうゆう分室・私書箱分室などがあります。また分室は親局の名前の後に分室名が記載されるのですが、「分室」という表示「局」同様に記載 ...
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局名部が削られたの和文ローラー印2種
2021/1/30
このブログでも唐草を削った和文機械印などを紹介してきましたが、今回の消印は局名が削られた和文ローラー印です。この消印はすでにヤフオクで出品し落札されたため手元になありませんが画像で紹介したいと思います ...
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金魚35円の昭和35年県名カタカナローラー印(ミヤギ鳴子局)
2021/1/27
昭和41年7月1日の郵便料金改正時に定型郵便と定形外郵便の料金か設定されました。それ以前は区別がなく第1種書状料金は20グラムごとに10円で重量ごとに加算される料金体系になっていました。ですので2倍重 ...
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金魚35円の昭和27年「発行年・北浜局」櫛型印
2021/1/23
前回に引き続いて「金魚35円」の消印になります。通常切手収集ではまずその切手の発行年や発行月などの初期使用印の収集が基本になりますが、切手によっては様々な理由により初期使用の収集が難しい場合があります ...
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金魚35円のD欄分室名入り櫛型印(大阪中央局毎日ビル内分室)
2021/1/20
金魚35円の発行は昭和27年で、主に書留(1000円まで)や速達、外信書状用(第1地帯外信書状や第2地帯外信ハガキなど)に多用されました。消印は昭和35年9月の阪中央局毎日ビル内分室の櫛型印でおそらく ...
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バサラ大将500円の「2000年年賀」機械印
2021/1/16
年末年始で西暦が2000年紀に移行するに当たり、当時の郵政省では「2000.1.1 年賀」の押印サービスを実施することになり全国502に専用の日付印を設置しました。1999年12月15日から20日の間 ...
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新キク15円の濃い色(昭和43年・須磨局)
2021/1/13
新キク15円には様々な定常変種が存在していますが、今回の消印は背景が「濃い刷色」です。この濃い色は昭和43年3月から7月頃にかけて、京浜地区・神戸を中心とした阪神地区・京都地区で限定的に販売されていま ...
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ソメイヨシノ50円の局名バランスの悪い和文ローラー印(武蔵野局)
2021/1/9
このブログで過去に2度ほど紹介しました和文ローラー印の局名部のバランスの悪い切手ですが、今回の消印も同様に東京都内の郵便局印です。東京都武蔵野市にある「武蔵野局」ですが、局名が3文字ならば横一行で良い ...
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「年賀」の文字間が狭い唐草年賀機械印
2021/1/6
今回の消印は今まで何度が見てきたものですが、「年賀」の文字間が狭い機械印です。年賀機械印は予め年賀が彫られたものを1年に1度使用するのですが、その時点で狭く彫られた消印と見ていいのかと思います。通常に ...
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旧オオムラサキ75円の昭和36年櫛型印
2020/12/29
旧オオムラサキ75円から新オオムラサキへの切り替えが昭和41年9月1日で書留書状の基本額面への対応でしたが、書留料金が75円に決定したのが発行の2か月前で昭和36年に製造中止になった旧オオムラサキを若 ...
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新前島密1円の昭和57年「旧書体」櫛型印
2020/12/26
今回の消印は少し変わった櫛型印です。キロボックスより出てきたモノなのですが、見た目は書体が古そうで摩耗しているようなのですが、青森追子野木簡易局は昭和38年5月1日開局なので20年でこれほどの古い雰囲 ...
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新金魚7円の昭和46年トビ色選挙櫛型印
2020/12/22
今回は選挙櫛型印ですが、今ではほとんどが選挙機械印のため見かけることはほとんどなくなりました。選挙印は昭和33年の選挙法改正に伴い、市町村長や議員選挙の選挙ハガキを有料で発送する際はトビ色の選挙印を押 ...
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バサラ大将500円田型の発行月和文ローラー印
2020/12/19
バサラ大将500円切手は金剛力士像500円を引き継いだ額面切手で、それまでの凹版印刷をグラビア印刷への切り替えを行い、埴輪の兵士200円茶・興福寺仏頭300円・天燈鬼400円とともに高額切手の一環とし ...
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新はにわの馬65円の昭和42年発行年櫛型印
2020/12/15
昭和42年7月1日から色検知式郵便物自動取り揃え機の実用実験が開始され、それに伴い同日発行されたのが下記の4種類の切手になります。4種類とも色検知枠を入れて改色したものです。実験用に発行されたため当初 ...
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平等院鳳凰堂30円のD欄県名入り櫛型印
2020/12/12
今回の消印は収集が困難な切手のひとつである「平等院鳳凰堂30円」です。この切手の発行目的は外信書状船便用ですが、2年後に速達加貼り料金への対応額面にもなりました。その後、円覚寺舎利殿30円発行までの約 ...
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分室局との判断に迷う和文ローラー印(広島中央局胡町分室)
2020/12/8
今回の消印は私が今まで判断に間違えていた分室印です。局の変遷を知っていればわかっていた消印ですが、よくよく調べもせずに勝手に分室印として保存していた消印で「広島中央局胡町分室」の和文ローラー印です。下 ...
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弥勒菩薩像175円の局名バランスの悪い和文ローラー印(江戸川局)
2020/12/5
10月28日の当ブログでバランスの悪い和文ローラー印をご紹介しましたが、今回の消印も同じ東京都内の和文ローラー印です。ブログでも閲覧した方が多かったのを見ますと反響があったのかなと思います。局名が3文 ...
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人物画像鏡80円の平成3年唐草和文機械印
2020/11/28
前回に引き続いて「人物画像鏡80円」の消印になります。人物画像鏡80円の発行は昭和56年7月で、同時に土偶90円と銀鶴100円が発行されていますが、平成6年1月に封書定形額面が80円になり「平成切手ヤ ...
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人物画像鏡80円ペアの昭和57年「大阪中央局」直彫和文ローラー印
2020/11/25
今回の切手は実逓の使用済みが入手困難な切手「人物画像鏡80円」です。注文消しなどでの押印は多いのですが、当時のキロボックスからでは10キロ1箱で1~3枚程度しか出てきません。その理由としては昭和56年 ...
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風神90円青味緑の青色和文ローラー印(鶴川局)
2020/11/21
昭和37年に発行された風神90円青は小包料金に該当する切手になりますが、実際には現金書留や重量便の書留速達に使用されています。発行枚数の資料が手元には無いのですが、この切手の未使用は高額で使用済みも収 ...
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旧キク15円発光切手の春日部局・鴻巣局印(オンピース)
2020/11/7
今回の消印は先日入手して解体し終わったキロボックスから出てきた消印です。20年程前ですがJOCS(日本キリスト教海外医療協力会)の昭和50年前後のキロボックスの軽井沢倉庫放出品を複数個入手しましたが、 ...
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吉祥天立像1000円ペアの昭和56年「国分局」直彫和文ローラー印
2020/11/4
和文ローラー印は昭和50年から53年にかけての「試行ローラー印」のテストなど経て、昭和56年から従来の直彫から長期的に使用できる年号・日付部の更埴式へ移行されました。しかし、昭和56年と57年にかけて ...
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埴輪の兵士200円赤の局名バランスの悪い和文ローラー印
2020/10/28
今回の消印は個人的に納得がいかない局名のバランスが悪い和文ローラー印です。和文ローラー印にはこのような局名が判読しにくい、わかりにくい消印がかなり存在しています。そのような消印が見つかりましたらこのブ ...
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1979年「大分局」和欧文機械印のコピー偽消印
2020/10/24
10月7日に当ブログで紹介しました、和欧文機械印(1期)の最難関局である「大分局」のコピー偽消印をご紹介します。54日間しか使用されなかった消印ですが、4枚とも同じ日時で、同じ場所がかすれており斜めに ...
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弥勒菩薩像50円緑の昭和55年「県名旧字体」櫛型印(福島)
2020/10/21
今回の消印もキロボックスより出てきたモノです。県名が旧字体の櫛型印ですが昭和55年の消印で、かなり後期になってからも使用されていたものです。福島草野局印で「福島」が「福島」になっております。「福岡」で ...
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新金魚7円の玉島局(玉の字エラー誤刻)唐草和文機械印
2020/10/17
今回の消印はエラー印で、局名が間違って彫られてしまったものです。あまりにも有名な「玉島局」の玉の字の点が間違って上に彫られた唐草和文機械印です。この消印が使用された期間ですが資料が手元に無いためわかり ...
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埴輪兵士赤とニホンジカのA欄局名上詰めの櫛型印
2020/10/10
今回の消印も大量のキロボックスより出てきたものです。キロボックスは今まで相当数(ざっと10キロ箱で500個以上)見てきましたが、なかなか根気が必要な作業ですが地道に見ていますと珍しい消印に出会います。 ...
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弥勒菩薩像50円緑の1979年和欧文機械印(福島局)
2020/10/7
今回の消印は和欧文機械印の短期使用局印です。和欧文機械印(1期)は1968年12月から1979年8月31日まで使用され、9月1日からは元号入り和欧文機械印(Ⅱ期)へ切り替わっています。しかし、Ⅱ期への ...
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新ヤマドリ80円の昭和49年唐草和文機械印
2020/10/3
郵政省では東芝が開発した色検知方式の指導郵便物取り揃えホ押印機を導入することから、色検知枠に適合した切手を昭和42年以降順次発行しました。今回の新ヤマドリ80円も旧ヤマドリを色検知枠色で改色し定形書状 ...
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オオイトカケガイ62円の平成3年「仙台東局」元号入り和欧文機械印
2020/9/30
今回の消印は平成3年の仙台東局の元号入り和欧文機械印のオンピースです。波部と下部の標語削りにより出来た横線まで判読できます。この局もあまり見かけない局印です。圧倒的に台切手はオオイトカケガイ62円が多 ...
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土偶90円のM6和欧文機械印(麹町局)
2020/9/23
M6和欧文機械印はG3和文機械印と同様に、押印省力化のために実験的に使用された試験機です。ともに「モリコー製」であり、特徴は日付部とその他の部分が別々になっており消印する際に組み合わせる仕組みになって ...