今回も最近整理したキロボックスからの消印ですが、少しわからない点があります。切手はマツ20円のペーン田型ですが、右端のため切手帳なのかミニパックなのかは判断しにくいのですが、上部の枠の広さからミニパックではないかと思われます。どちらも昭和47年に発行されていますが、消印は1973年1月の岡山中央局の和欧文機械印です。1973年は封書額面が20円ですから、マツ20円を4枚で80円を貼って和欧文機械印が押印されているのは何故でしょうか。封書80円時代であればこのような後期使用例はありますが、この当時の簡易書留料金が60円で速達料金は70円です。80円は定形簡易書留料金ですが、1973年当時では簡易書留に機械印は押印されることはなく速達に押印されることはありましたので、他の切手と一緒に定形速達または、私製ハガキに使用された可能性はあります。
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