今回の消印は最新調べた「切手商の物と思われるキロボックス」から見つけたものです。その中はほとんどがオフペーパーの記念切手で、一部普通切手や原符、普通切手や記念切手のシートも含まれていました。JOCSや慈善団体収集のキロボックスとは明らかに異なり、商品として用意された切手収集用の保管ファイル等に入った物も含まれていました。そのキロボックスから様々な消印を入手しましたので、しばらくはその消印を紹介したいと思います。しかし、残念ながらこの切手商の方は商売上手とは言えず価値のない駄物も多く含まれていました。
今回はその中から見つけた、局名タテ書の和文ローラー印です。当ブログでも複数回紹介してきましたが、1960年発行の記念切手に押印された「広島西局」のもので記念切手に押印されたタテ書和文ローラー印は稀少な物になります。このタテ書和文ローラー印は過去のブログでも紹介しましたが、昭和33年・35年・36年に中国郵政管内の局名2文字と3文字の局でのみ使用された限定的な消印です。何故タテ書なのかもブログで記載していますが、この当時の郵便規則では局名は左書に規定されていたために、いわゆるエラー印に含まれます。
この消印の詳細を分析した資料もほとんどなく、何故昭和34年だけ違うのかもわかっておりません。(私が見た中では切手趣味誌ボルドーに記載された記事のみです)消印の広島西局ですが昭和33年11月に広島局が広島西局へ改称され、広島駅前局が同日に広島局へ改称されています。従って、昭和33年11月までの広島局印と昭和35年・36年に広島局印は別の局になります。