テッポユリ20円は同じ日に発売されたフクジュソウ10円同様、補助額面や加貼用として発行された切手です。特にペアではハガキ用として、3連では封書用に使用されたため通常郵便用としての使用例が多くあります。発行当時マツ20円が残っており発行年での使用済みは少ないようです。定形郵便に使用されたため、機械印が多く櫛型印は少ない傾向にありますが、今回の消印は昭和61年柏局の年賀機械印、おそらくペアで使用されたか10円ペアと使用され、単辺のみ残されたものと推測されます。消印のかかり具合が如何にも実逓印らしいのですが年賀状で消印が曲がる、あるいは切手を斜めに貼るでしょうか？
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