新マリモ55円の発行は1969年(昭和44年)9月1日、発行目的は定形外郵便200グラムまでで、昭和47年2月からは定形外100グラムまでになりました。この切手は旧マリモを引き継いだ訳ではなく定形外郵便用に必要になったため、その途中で発行されたのです。(定形外200グラムまでの期間=昭和41年7月1日~)また、色検知式郵便物自動取り揃え機対応での改色も必要でした。しかし、55円という郵便料金は50円+5円などでも対応できたため、特定局などでは販売されなかったケースも多かったと推測されます。消印は圧倒的に和文ローラー印で、櫛型印は稀少で機械印はさらに稀少です。消印は昭和48年の東京中央局印、速達加貼り料金が70円(書状料金が20円)ですから、定形外50グラムまで40円+速達70円の組み合わせだったのでしょうか。
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