切手収集を始めて40年、動植物国宝切手や平成切手また戦後の記念切手の消印バラエティを中心に収集、オークションへも参加しております。今までのコレクションの中からいろいろな消印を様々な資料を含めてご紹介していきます。

動植物国宝 消印資料

オオイトカケガイ62円のモリコーG3機械印

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オオイトカケガイ62円のモリコーG3機械印

G3機械印は、南足柄局で使用された押印機の名称になります。配備されたのは和文機械印の活字で、この印影を「G3機械印」と呼ぶようです。日付の字体が丸みを帯びており、平成元号の年号の「1」の上の部分が曲がっているのが特徴です。昭和62年3月16日~平成3年1月末まで使用されています。

(G3機械印について~鳴美様の現行消印ハンドブック2002の記事から抜粋)
「G3」機械印とは、押印省力化のために実験的に使用された試験機(モリコー製)で押印される機械印です。最大の特徴は、日付部分とその他の部分が別々になっており、消印する際に組み合わさるようになっている点です。さらに通常の機械印では、郵便物を縦方向に搬送して消印されますが、この機械印では横方向に搬送する仕組みになっています。仕様書によれば、葉書なら1分間に600通、封書と混合なら1分間に320通と言う処理能力を持っているのですが、実際の作業現場では、きちんとそろえられた官製はがきなら通りますが、封書になると1通ずつ手差しにしなければならないような状況であり、本格導入されることなく終わったようです。

 

オオイトカケガイ62円のモリコーG3機械印

 




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