昭和37年に発行された風神90円青は小包料金に該当する切手になりますが、実際には現金書留や重量便の書留速達に使用されています。発行枚数の資料が手元には無いのですが、この切手の未使用は高額で使用済みも収集が困難な切手のひとつです。消印の多くは昭和41年の郵便料金改正前の物が多いようですが、1966年12月発行の風神金茶への切り替えに1年以上かかったようですので風神青は売れなかった切手なのかもしれません。この切手はオークションでは櫛型印の満月印でも高額になるため、稀少な消印であれば更に高額になることと思います。小包用であったため県名カタカナローラー印は比較的見かけます。今回の消印は昭和42年「鶴川局」青色和文ローラー印で、この局の青色印は時たま見かけます。
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