最近のキロボックスからは記念切手の使用済みが多く出てきますが、昭和50年以降に関しては記念切手が実際に使用される事が増え現在では未使用で収集するというコレクターは少なくなったようです。昭和40年代後半まではいわゆる「切手投機ブーム」が起こり記念切手は未使用でシートのまま保管して値上がりを待つと言ったコレクターがかなりいました。現在でもヤフオクなどで昔の記念切手が未使用で大量に出品されるのはコレクターの遺品がほとんどです。銘版付やカラーマーク付、ペーン全形などを実際の郵便に使用するのは多くが収集家ですが、今回の消印のようにガッター付を貼るのはコレクターではないような気がし。このような使用例は最近キロボックスでは頻繁に見かけます。消印は平成3年の川口局の直線式和文ローラー印でエラー印になります。ガッターとは隣り合う切手の間の空白の部分の事で、英語でgutterは英語で車道と歩道との境の溝を意味です。