切手収集を始めて40年、動植物国宝切手や平成切手また戦後の記念切手の消印バラエティを中心に収集、オークションへも参加しております。今までのコレクションの中からいろいろな消印を様々な資料を含めてご紹介していきます。

年賀切手

新オオムラサキ75円の炭鉱局櫛型印(石狩昭和炭山局)

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新オオムラサキ75円の炭鉱局櫛型印(石狩昭和炭山局)

今回の消印は炭鉱にあった郵便局で、昭和44年7月31日に廃止された「石狩昭和炭山局」の櫛型印です。炭山の意味は石炭の出る山、炭坑のある山、炭鉱という意味で炭山=炭鉱らしいです。昭和炭鉱は、かつて北海道沼田町に存在した炭鉱で留萌炭田の代表的な炭鉱のひとつ。埋蔵量は2億トンを超えるとされており、硫黄分が少ない良質な石炭、積出港の留萌港に近接するなどの好条件もあり、国内屈指の有力炭鉱でありました。しかし、エネルギー革命の進展や安全対策や採炭の難しさが加わり、昭和40年代前半のうちに閉山に追い込まれMました。炭鉱は昭和40年以前は日本に多く存在しており、炭鉱の名のついた郵便局は多くありました。動植物国宝図案の古い切手には時々見かけます。

 

新オオムラサキ75円の北海道炭鉱局櫛型印※画像をクリックすると拡大します

 

 




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