前回のブログでリンボウガイ60円やバイ貝40円の実逓使用が少ないことを記載しましたが、今回の消印はそのペーンの郵趣家による注文消しです。消印収集家は切手の難易度によって注文消しを作成するという特性があるため、このペーンの使用済みが少なく注文消しにより満月印を作成するに至ったと推測されます。消印収集が困難とされる切手に注文消しが多いのはその特性のためで、人物画像鏡80円や土偶90円などに多いのはそのような理由ですが、逆に高額切手ではあまりにもコストがかかるためあまり注文消しは作成されません。消印は昭和62年11月16日に名古屋中央局で開始された「即日配達郵便」印でトビ色のエラー印です。
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