今回もキロボックスからの物で3箱目からの消印で、千葉野呂局の年賀櫛型印です。台切手は郵便番号宣伝切手の5次10円でハガキ額面用の物で発行枚数は1億枚になります。封書用20円が3億枚で1億枚と聞くと多いような感じがしますが、郵便番号宣伝切手のハガキ額面用の使用済みは意外に少ないのです。理由としては官製はがきの使用頻度が高く私製ハガキにハガキ額面の切手を貼るという機会が少ないということで、従って別納などで消化された場合も多く見かけます。年賀用になるとお年玉付きの年賀はがきの使用がほとんどで私製年賀ハガキは特に非常に少なく、あったとしても年賀機械印であり機械印の無い局でも年賀櫛型印は更に少ないのです。発行が昭和47年で48年度の年賀に使用されたものですが、その当時では収集家による注文消しはほとんど存在しておりませんので稀少な消印ではないでしょうか。
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