キロボックスを見ていますと変わった消印が見つかります。切手と類似した証紙や印紙、シール、外国切手などが貼られて実際に消印が押印されたケースです。中国切手などは漢字のため間違いやすく、またキャラクターシールもキャラクター切手と間違いやすいのです。押印する方も次々と発行される記念切手を全て知る訳もなく、色検知式の自動取り揃え押印機を使用しない郵便物などでは間違いが多くなるわけです。今回の消印は「福井県証紙400円」と平成切手が貼られたオンピースです。県証紙は県ごとのデザインで、15種類前後の額面で発行されています。県証紙は下記の使用料や手数料の支払いの際に使用されます。消印では郵便料金563円分が貼られた事になりますが何に使用されたのでしょうか?平成26年福井南局の和文ローラー印です。
・自動車運転免許証更新手数料、自動車保管場所標章交付手数料
・高等学校入学者選抜手数料、高等学校入学料
・県に対する建築確認申請等手数料
・知事許可の建設業許可申請手数料
・一般旅券(パスポート)発給手数料
・飲食店の営業許可手数料
・危険物取扱作業の保安に関する講習手数料
・教育職員の普通免許状の授与手数料など