切手収集を始めて40年、動植物国宝切手や平成切手また戦後の記念切手の消印バラエティを中心に収集、オークションへも参加しております。今までのコレクションの中からいろいろな消印を様々な資料を含めてご紹介していきます。

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旧前島密1円の県名旧字体櫛型印(德嶋)

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旧前島密1円の県名旧字体櫛型印(德嶋)

昭和40年代初期の旧前島密1円への注文消しを見かけますが、消印収集家による一番安い切手への押印依頼によるものです。旧アキタ犬2円は印面が暗く消印は判読しにくいため旧ホトトギス3円ではなく旧前島密を使ったようです。このような収集家のおかげで今でも当時の稀少な消印が残っているのですが、今のようにインターネットによる情報発信や収集が出来ない時代ですから、その努力には頭が下がります。今回ご紹介する消印は注文消しによる櫛型印の満月印ですが、県名が旧字体の珍しい消印です。漢字は第2次大戦後、1946年11月16日に内閣によって告示された1850字の漢字により、当用漢字外の漢字の使用が制限されました。続いて1949年に「当用漢字字体表」が告示され、ここでは楷書や草書で使用されていた字体などをもとに、多くの新字体が採用されています(一部ウィキペディアより参照)。従って、旧字体の漢字により消印は戦前の物をそのまま使用し続けていた可能性があります。消印は昭和40年の德嶋赤石局印で、1921(大正10年)年11月11日開局の古い郵便局ですから古い消印をそのまま使っていたのかもしれません。局名部が摩耗しています。

 

旧前島密1円の旧字体県名(德嶋)入り櫛型印※画像をクリックすると拡大します



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