切手収集を始めて40年、動植物国宝切手や平成切手また戦後の記念切手の消印バラエティを中心に収集、オークションへも参加しております。今までのコレクションの中からいろいろな消印を様々な資料を含めてご紹介していきます。

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新キク15円の濃い色(昭和43年・須磨局)

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新キク15円の濃い色(昭和43年・須磨局)

新キク15円には様々な定常変種が存在していますが、今回の消印は背景が「濃い刷色」です。この濃い色は昭和43年3月から7月頃にかけて、京浜地区・神戸を中心とした阪神地区・京都地区で限定的に販売されていました。その中で私が最もよく見ているのが京都地区ですが実物は保有しておりませんでした。たまたま昭和40年代のキロボックスを入手しその中から出てきたものが今回の消印です。昭和43年10月の京都須磨局の櫛型印で明らかに濃い色です。何故濃い色が発売されたのか不明ですが、色検知枠実験などの可能性も考えられますが理由はわかっていません。この濃い色は稀少で新キク15円の中からもあまり見つけることはできません。通常の色も掲載しますが違いはわかるでしょうか。

 

新キク15円の濃い色※画像をクリックすると拡大します

 

新キク15円通常刷色※画像をクリックすると拡大します




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