新キク15円には様々な定常変種が存在していますが、今回の消印は背景が「濃い刷色」です。この濃い色は昭和43年3月から7月頃にかけて、京浜地区・神戸を中心とした阪神地区・京都地区で限定的に販売されていました。その中で私が最もよく見ているのが京都地区ですが実物は保有しておりませんでした。たまたま昭和40年代のキロボックスを入手しその中から出てきたものが今回の消印です。昭和43年10月の京都須磨局の櫛型印で明らかに濃い色です。何故濃い色が発売されたのか不明ですが、色検知枠実験などの可能性も考えられますが理由はわかっていません。この濃い色は稀少で新キク15円の中からもあまり見つけることはできません。通常の色も掲載しますが違いはわかるでしょうか。
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