平等院鳳凰150円橙ペアの昭和56年「豊島局」直彫ローラー印

今回の消印は直彫和文ローラー印になります。この直彫ローラー印は、昭和56年から使用開始された年号更埴式への切り替え期に現れたもので、消印が局独自に手配されたことにより直彫になってしまったようですが、直彫使用局には並行して更埴式を使用したという形跡がありません。更埴式は全局一斉に切り替えが行われたようですが、大型局などでは郵便物が多いために複数の消印が必要となるのですが直彫ローラー印のみという理由は間に合わなかったという事なのでしょうか。参考として昭和56年と57年に使用された直彫ローラー印と局名を記載いたします。消印は豊島局のものですがこの局の直彫和文ローラー印は稀少です。

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（昭和５６年）

・東京都＝東京中央局、東京中央局観光ビル内分室、東京中央局大蔵省内分室、東京中央局日比谷パークビル内分室、神田局、京橋局、豊島局、日本橋局、豊島巣鴨局

・大阪府＝大阪中央局

・福岡県＝田主丸局、豊前局、八女局

・熊本県＝阿蘇局、荒尾局、熊本中央局、熊本花畑局

・大分県＝三重局

・長崎県＝巌原局

・鹿児島県＝指宿局、国分局

・沖縄県＝首里当蔵局

（昭和５７年）

・大阪府＝大阪中央局

・和歌山県＝上富田局、高野局