2001年の年賀印として全国1261局の郵便局へ「21世紀年賀印」として絵入年賀印が配備されました。配備されたのは書状押印機用の記念年賀活字2個とインク浸透式の手押し用2個になります。平成12年12月15日から20日までに差し出された年賀郵便物が対象で、ハガキの他に第1種定形郵便・郵便書簡・定形郵便物の形状や重量に準じる盲人用郵便物に押印されました。機械処理ができない年賀郵便物には手押しが対応されたようです。21世紀の記念用としての消印であり、また郵便物を早めに投函させたい郵便局革の意図もあったようですがこの年だけの使用になりました。デザインは県を象徴する図案が採用され、郵趣家による押印が多く行われましたが、この消印の欠点は局名が一番下に記載されており局名まで判読できないこと、また機械印が手押し印か簡単に判断できないことです。今回の消印は図案が「さいたま新都心」で埼玉の郵便局印ですが局名はわかりませんが、1000円切手への押印には驚きます。