今回も最近物のキロボックスから出てきた記念切手への消印です。消印は東京中央局のインクジェット機械印で、初期の大文字で2007年(平成19年)6月1日の消印であるとやっと判読できます。このインクジェット機械印は日本電気が研究開発したもので、日付や時刻が機械が作動中でも自動で更埴され、切手の貼付位置などを自動的に感知し消印を押印する場所を自動的に移動するもので、平成19年1月に東京中央局、銀座局、日本橋局、渋谷局に設置されました。ですのでこの4局には大文字のタイプが存在します。その年の9月と10月に小文字タイプへ移行されたために大文字のインクジェット機械印は稀少な消印になります。東京中央局は平成19年1月23により9月30日まで使用され、10月1日より丸の内支店へ改称され小文字タイプへ移行されています。わずか8ヶ月間使用された稀少な消印です。
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