前回もお話ししたように、昭和20年~30年代の記念切手については使用頻度が低いため状態の良い消印は多くはなく、稀少消印になりますと収集も難しくなるようです。
今回の消印は、1959年の年賀切手「鯛えびすペア」に押印された鉄道郵便印になります。消印の日付が2月ですので、年賀に使用されずに普通郵便に使用されたものと思います。消印の鉄道郵便印は現在のJR西日本「木次線」の宍道駅から備後落合駅間の「宍道落合間」で、単線のローカル、非電化線で1日に上り下りともに2便づつの鉄道郵便が走っていました。このような地方ローカル線での鉄道郵便印は多くはなく、稀少印の一つと思います。
Visited 6 times, 6 visit(s) today

