今回の消印はD欄に北海道の旧国名が記載されている櫛型印です。
北海道の行政区画は、十州島(北海道本島。北州・蝦夷地とも呼ばれた)から千島列島(千島国)にかけて置かれた11国86郡で構成されていました。管轄したのは北海道庁で1886年に設置されて1947年まで存在した、内務省直轄の行政区画北海道を管轄する地方行政官庁になります。
その旧国名が郵便の消印でも多く使用されていました。
現在ではほとんど無くなりましたが、昭和40年代までは使用していた局も多くありました。今回の消印はD欄に「石狩」が入った大夕張局印です。
(11国)
渡島、後志、胆振、日高、石狩、天塩、北見、十勝、釧路、根室、千島
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