切手収集を始めて40年、動植物国宝切手や平成切手また戦後の記念切手の消印バラエティを中心に収集、オークションへも参加しております。今までのコレクションの中からいろいろな消印を様々な資料を含めてご紹介していきます。

動植物国宝 消印資料

アブラナモンシロ40円の昭和57年トビ色選挙櫛型印

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アブラナモンシロ40円の昭和57年トビ色選挙櫛型印

今回も切手商の物と思われるボックスからの消印で、トビ色選挙櫛型印です。昭和57年10月の北海道別海局印と思われるもので、現在ではほとんど見かけることに無い選挙櫛型印です。選挙印は機械印含めてトビ色と錆桔梗色がありますが、区別すると下記のような変遷を辿っています。現在では切手を貼らずに押印だけの物がほとんどですが、ヤフオクなどでは切手収集家が何かしらのツテを使って作成したと思われる様々な切手を貼った選挙印付ハガキを見かけます。同様のトビ色選挙櫛型印は2020年12月22日の当ブログでも記載しています。

(選挙印使用の変遷)
・昭和33年の選挙法改正に伴い、市町村長や議員選挙の選挙ハガキを有料で発送する際はトビ色の選挙印を押印することになりました。無料選挙ハガキには黒色(平成3年4月20日以降は錆桔梗色)の選挙印を押印し有料選挙ハガキにはトビ色を使用していました。
・公職選挙法の改正により平成5年3月16日以降に告示される選挙からは選挙郵便物の料金はすべて公費扱いとなり選挙印はすべて錆桔梗色になりました。
・その後、再び公職選挙法が改正になり平成6年12月25日以降に告示される選挙からは、衆議院の比例代表区に関する政党差出の選挙郵便物は有料となりトビ色が使用されることになりました。
・機械印が設置されている局では選挙機械印を使用しますが、設置されていない局では選挙櫛型印を使用していました。

 

2020年12月22日のブログはこちらから

 

アブナラモンシロ40円のトビ色選挙櫛型印※画像をクリックすると拡大します

 




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