新タンチョウヅル100円の「昭和53年・灘局」試行ローラー印

今回の消印も新タンチョウヅル100円です。過去のブログでも紹介してきましたが、昭和50円から53年にかけて全国28の郵便局で試行的に使用された年号活字を更埴して再利用できるようにした和文ローラー印です。昭和48年のオイルショックをきっかけに日本が低成長期に突入し、けいひを抑えるために毎年作り変える従来の彫刻式ではなく更埴式への切り替えを目的としています。Ⅰ期（昭和50年・51年）は年号と月日間にバーがなく、2期（昭和52年・53年）は強度を高めるためにバーを入れています。消印は2期昭和53年の灘局のものですが、難易度の高い局になります。