新タンチョウヅル100円切手は旧タンチョウヅルを、色検知式郵便物取り揃え機用として色検知枠導入を契機に改色して昭和43年8月に発行されました。昭和56年の銀鶴100円発行まで約13年間使用され、キリのよい額面であったため書留や速達、定形外や小包から外信まで幅広く使われました。使用済みは豊富で初期の消印も決して難しくはない切手ですが、今回のペアでの使用はおそらく小包への消印と推測されます。当時の書留料金は3000まで60円で5000円を超えるたびに1円増し、速達と簡易書留は50円ですので特殊料金では200円を超える場合はめったにありませんでした。この切手で難しいのは昭和44年まで使用された東北郵政管内局の県名カタカナローラー印になります。
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