旧フジ20円は動植物国宝図案切手でも発行枚数が500万枚という非常に枚数の少ない切手です。定形重量書状額面用として発行されましたが、金色堂20円が売れ残っていた影響と2年後に色検知枠の入った新フジ20円が発行されたために、極端に発行枚数が少なくなった結果、使用済みの非常に少ない切手です。別納でさえ少なく局名と年号が判読できるものでさえ稀少になります。もちろん当時のキロボックスからはまったく見かけず、満月印の多くは注文消しであり後期印であることが多いようです。今回の消印も発行から12年後の注文消し、1979年の東京鉄鋼ビル内郵便局の三日月欧文印です。
Visited 1 times, 1 visit(s) today