このブログでも今まで数点紹介してきましたが、局名間バー入り櫛型印とは昭和30年代後半から平成2年頃まで、九州全域と沖縄の局で使用されている、活字の彫りが浅いためA欄やC欄で文字数が少ない部分に押印の際に彫り残しが消印に写ってしまういわゆる消印の製造上の欠陥的なエラー消印です。局名が2文字あるいは3文字の局のみに存在していますが、今回ご紹介する局は私も初めて見た局印です。佐賀県多久局(たく)の昭和44年の局名間バー入櫛型印です。簡易書留書状に使用されたと推測されます。
(局の変遷)
・1902年11月16日~1949年8月31日=莇原郵便局(あざみばる)
・1949年9月1日~1965年2月15日=北多久郵便局
・1965年2月16日~=多久郵便局
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