今回の消印は私の収集範囲ではないもので偶然入手したものです。動植物国宝図案の銭位はどの切手も消印収集が難しく、また高価なため手を出せないのです。尾長鶏や観音菩薩像を除いてどれも稀少であり難易度の高い切手は万円単位になります。発行時期の昭和25年前後の郵便事情は国内航空郵便が存在し、外信郵便も少ない時代です。その中で平等院鳳凰堂24円は外信書状20グラムまでの基本料金として発行されました。ただし、航空便はさらに加算される形式であったため24円の外信印は探せば見つかる消印です。発行枚数は1100万枚、今回の消印は1951年2月10日TOKYO局印、凸版印刷ですが何とか消印は判読できます。
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