昭和26年11月1日の郵便料金改正に伴い、封書料金が20グラムまで10円で10グラム増えるごとに10円づつ加算される料金体制になりました。10円は観音菩薩像銭位10円が発行されましたが、2倍重量便は植林20円を使用するか銭位10円を2枚貼っての対応でした。中尊寺金色堂20円の発行は昭和29年1月で主に定形2倍重量便に使用されましたが、2枚貼りで外信ハガキにも使用されました。この切手は旧フジ20円が発行されるまで約15年使用されたため消印のバラエティは豊富です。今回の消印は昭和29年の発行年櫛型印です。この時代の発行年印は今では集めるのに苦労します。
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