1950年11月1日の切手趣味週間発行日に合わせて、外信船便書状用の平等院鳳凰堂(銭位)24円が発行され1950年から1951年にかけて7種類の銭位動植物国宝図案切手が発行されました。このシリーズが第1次動植物国宝図案切手になり、その後平成切手に切り替わりまで40年近く続きました。この銭位シリーズは1952年から順次円位へ切り替わったため、発行期間が少なく未使用も使用済みも稀少な切手になります。弥勒菩薩像50円銭位は書留を中心に小包などにも使用されましたが、発行枚数が1500万枚と普通切手としては少なく使用済みも少ない切手です。消印は櫛型印が中心でその消印も発行年よりも円位が発行された昭和27年以降が多く見かけます。今回の消印も昭和27年12月の滋賀高島局の櫛型印で満月印は稀少になります。参考に田型の櫛型印も紹介しますが同様に昭和27年で別納で消化されたものと推測されます。
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