試行ローラー印配備局の彫刻式ローラー印（丸亀局）

4月5日のブログで芝局の試行ローラー印以外の彫刻和文ローラー印を紹介しましたが、今回は丸亀局印で難関局のひとつです。試行ローラー印は昭和50年4月1日から53年まで全国28局へ配備された数字更埴式の和文ローラー印ですが、並行して使用された彫刻式の和文ローラー印も使用されていたということです。丸亀局には3本の試行ローラー印が配備されています。配備年は昭和50年、51年、53年で52年は配備されていないようです。試行印も同じですが、試行と言われる消印は必ずしも使わなければいけないという事ではないようで、郵便局の規模や取り扱い数にもよりますが、丸亀局・滑川局・かつらぎ局・小野田局・安芸祇園局・陸前中田局・小野田局などの難易度の高い局では使用頻度が低かったのかもしれません。消印は昭和51年のものです。