最近の記念切手の発行枚数は総じて100万枚前後、またはシール式であれば100万シートから500万位の間で切手によってまちまちです。売れ残っても仕方がないためあくまで売り切りという枚数です。ですが、昭和40年代の切手収集熱が高かった頃には1000万枚から2000万枚というかなりの発行枚数でした。未使用切手をシート単位で集めて値上げを待つという投機的な収集もあって使用済みは少ない、と思われがちですが人気の低い切手は自ずと処分されます。処分とは別納という形で多くは波消になります。今回の昭和40年の電話創業75年記念は発行枚数は2500万枚、消印は櫛型印の発行月印ですが消印の場所を見ますと別納です。
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