切手収集を始めて40年、動植物国宝切手や平成切手また戦後の記念切手の消印バラエティを中心に収集、オークションへも参加しております。今までのコレクションの中からいろいろな消印を様々な資料を含めてご紹介していきます。

動植物国宝

やつ橋蒔500円ペアの施設内局櫛型印

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やつ橋蒔500円ペアの施設内局櫛型印

やつ橋蒔絵500円の発行は1955年(昭和30年)3月15日、この当時500円を越える金額の郵便料金は存在せず、従ってこの切手は実逓使用ではなくほとんどは別納で使用されました。当時の500円(当時の定形書状が10円)は現在での4000円相当になりますから、いかに高額だったかがわかります。別納使用ですと多くは和文ローラー印ですが、中之島局の欧文ローラー印などは多く見かけます。今回の消印は高等裁判所内局の櫛型印、入手先は切手商より購入した昭和30年代のキロボックスからで、多くは別納であったことから別納での櫛型印と推測されます。凹版印刷ですので消印の乗りは悪く、判読出来る櫛型印は稀少だと思います。

(局の変遷)
・1903年9月11日=1948年2月15日=司法省内郵便局
・1948年2月16日~1948年5月15日=法務庁内郵便局
・1948年5月16日~1974年3月31日=最高裁判所内郵便局
・1974年4月1日~=東京高等裁判所内郵便局

 

やつ橋蒔500円ペアの施設内局櫛型印

 




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