ニホンジカ10円は昭和47年の郵便料金改正の際にハガキ額面用として発行されました。ハガキ用でしたので唐草和文機械印は豊富に存在しています、またフクジュソウ10円の発行まで10年近く使用された切手でもあります。今回の消印は昭和50年10月の鉾田局、戦後型時間表示の唐草和文機械印です。このブログでも2年程前に同様の消印を紹介しておりますが、時間表示は、櫛型印のC欄表示、唐草和文機械印の時間表示が午前午後から24時間表示に切り替わったのが、告示上では昭和40年5月1日となっています。午前午後表示を戦後型、24時間表示を24時間型という呼称になっているようです。櫛型印であれば昭和40年の24時間表示は稀少、櫛型印でも昭和50年代の戦後型であれば大変稀少、唐草和文機械印であれば昭和46~48年位の前後型であれば稀少であり、昭和50年代は大変稀少だと思います。
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