今回の消印は収集に少し苦労する切手のものです。平等院鳳凰の棟飾り150円緑は当初は簡易書留速達便の単貼り(定型20円+簡易書留60円+速達70円)に使用されましたが、外信重量便にも使用されています。昭和51年1月の郵便料金値上げに伴い速達加貼り料金になりましたが同時に棟飾り150円の橙が発行され、また色検知の関係で橙を優先的に売られたために緑は使用済みが非常に少ない切手になっています。特に櫛型印の満月印は少なく、機械印も速達料金値上げ後での消印を見かけますが上記の理由で少ない訳です、国内の単貼りエンタイヤはとても稀少なアイテムです。今回の消印は昭和52年大阪中央局の唐草和文機械印です。
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