五重塔航空切手の円位は5種類、15円以外は第2次~3次動植物国宝とほぼ同じ時期に発行されました。建前では国内航空用ですが昭和28年以降に順次速達に統合され、現実はその用途に使用されることはなく普通切手と同様に使用されました。30円は国内便ではハガキの速達便に合致、また速達加貼り用としても使用されました。今回の消印は県名カタカナローラー印、フクシマ若松融通寺町局印です。昭和28年印のようですが、五重塔航空のカタカナローラー印は何故か状態の悪いものが多いようです。
(局の変遷)
・1906年4月26日~1969年3月31日=若松融通寺町郵便局
・1969年4月1日~=若松本町郵便局
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