旧オオムラサキ75円から新オオムラサキへの切り替えが昭和41年9月1日で書留書状の基本額面への対応でしたが、書留料金が75円に決定したのが発行の2か月前で昭和36年に製造中止になった旧オオムラサキを若干量製造して対応したという話があります。旧オオムラサキ75円は主に第2地帯宛(アメリカ・カナダ・中米・西インド諸島)の航空書状用に使用された切手で欧文印が多く存在しますが、流通量が多くないため消印収集には苦労をする切手です。昭和41年以降の消印は比較的多くありますがそれ以前の消印は満月印でも満足なものは少ないようです。また、切手中央部が黒いため消印が判読しにくいという欠点があります。消印は昭和36年の本郷局の櫛型印です。
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