音声菩薩像200円は1966年8昭和41年)6月20日に発行されました、発行目的は小包や害信用ですが現実には別納で使用されたものが多い切手です。高額切手であったために実逓として使用される機会も少なく1972年の小型の音声菩薩像が発行された後でも売れ残っていたようです。この切手は同時に発行された延暦寺根本中堂と同じ、凹版印刷ですのでとにかく消印は乗らず判読できるものが少ないのが難点です。この切手の消印では県名カタカナローラー印は少数ですが存在します。機械印やD欄県名入り櫛型印も稀少です。今回の消印は三日月欧文印、NIHONBASHI局、1976年印です。
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