東京国際郵便局は、国際郵便の交換業務を専門に取り扱う「国際郵便交換局」(無集配普通郵便局)として千代田区大手町に開局されました。一般の郵便局と同様に窓口を常設していましたが、郵便および郵便貯金のみ取扱を行っており、簡易保険については取扱を行わない郵便局でした。2005年に隣接する日本郵政公社東京支社が港区麻布台の飯倉分館へ移転した後を追うように、江東区新砂の新東京郵便局の近隣に新局舎を建設、移転しました。また、移転後は郵便貯金の取扱を廃止したため郵便事業専門の郵便局となり、常設の窓口を設けずゆうゆう窓口のみ開設となったようです。この局に関しては、欧文ローラー印の別納が大量に出回っています。今回の弥勒菩薩像の消印もそのひとつです。
【局の変遷】
・東京国際郵便局《とうきょうこくさい》(1968年10月28日~2007年9月30日)
・日本郵便 東京国際支店《とうきょうこくさい》(2007年10月1日~2012年9月30日)民営化
・東京国際郵便局(2012年10月1日~)