発光切手は1966年(昭和41年)7月18日に、旧金魚7円と旧キク15円の2種類が発行されました。この切手は、郵便の自動化を進めていた郵政省により、郵便物の切手位置を自動的に検知し消印する「自動取揃押印機」の切手検知方式として、燐光検知の開発を日本電気に依頼し、その実郵便物による実験を埼玉県の大宮郵便局で行うために発行されたものです。尚、旧15円切手はその後、売れ残りを昭和46年2月より青森県八戸市で売りさばかれたが、この八戸市内の局印は大変稀少なものです。消印については、埼玉県内のものは機械印は波消部が多く、データの判読できるものは櫛型印が大半です。ローラー印は晴海通常局などの別納を見かけますが、今回ご紹介する大宮局の和文ローラー印は稀少なものです。消印の判読できるものは大切にしたいです。
販売局は下記の通りです。(過去の趣味誌からの抜粋です)
発 売 局 名 | |
普通集配局 | 大宮、上尾、桶川、久喜、岩槻、春日部、越谷、草加 |
特定集配局 | 北本、蓮田、白岡、菖蒲、杉戸、鷲宮、幸手、庄和、松伏、吉川、三郷 |
特定無集配局 | (大宮市)大宮宮町、大宮桜木町、大宮高鼻、大宮日進、大宮浅間町、大宮植竹、大宮上小町、片柳、指扇駅前、大和田駅前、植水、大宮宮原、大宮大成、大宮本郷、大宮吉野町、大宮盆栽町、東大宮駅前、大宮市役所内、大宮三橋四、(上尾市)上尾愛宕、上尾尾山台、平方、原市、上尾上町、(北足立郡)川田谷、加納、伊奈、石戸、(南埼玉郡)蓮田黒浜、日勝、大山、江面、須賀、宮代、八潮、(岩槻市)岩槻西町、和土、慈恩寺、川通、(春日部市)春日部大畑、豊春、武里、(越谷市)北越谷、越谷柳田、蒲生、(北葛飾郡)八代、宝珠花、金杉、三郷下松田、早稲田、彦成、(草加市)谷塚、草加松原、草加松原西、草加神明 |
郵趣窓口での発売 | 東京中央、名古屋中央、大阪中央、京都中央 |
青森県 | 八戸、八戸常泉下、八戸小中野、八戸鮫、八戸中央通、八戸湊、八戸荒町、八戸内丸、八戸白銀、八戸吹場、八戸魚市場前、八戸根城、八戸大町、八戸大杉平 |
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