今回は、動植物国宝切手の中でも消印収集の難しい、音声菩薩200円赤茶の分室局和文ローラー印、大阪中央局高等裁判所内分室局印です。この切手は凹版印刷ですので、消印のインクが乗りにくく、判読できる消印が少ないのが実情です。消印の状況から見ますと、100面シートに押印された別納から分けられたものと推測されます。実逓印とは異なり、しっかり消印が押印されており、正位印だからです。とはいえ切手の特性から見ても、稀少な消印であることは確かです。
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