今回の消印は手持ちの収蔵品からのものです。D欄の「新潟」部分が明らかに他のD欄県名入り櫛型印より大きく、特にD欄新潟の消印に多く見受けられます。消印の印顆類は郵政局内で同じ業者へは発注されるため、このような消印が多くなったと思われます。この新オオムラサキは中心部が黒いため消印が判読しにくいという特徴があるのですが、消印は新潟高田駅前局印のようです。切手の発行目的が定形書状書留用として旧オオムラサキを改色して発行されたため、消印は櫛型印が多く昭和46年7月1日の料金改正で使用目的が無くなったため昭和47年までに製造は中止されています。
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