今回は郵便番号宣伝切手への年賀機械印です。郵便番号宣伝は昭和43年7月から導入された「郵便番号制度」を国民に認知させるために、昭和48年まで6次に渡って封書額面とハガキ額面切手の2種類が発行されたものです。発行枚数は1次を除いて封書額面切手は3億枚、ハガキ額面切手が1億枚です。当時の記念切手の発行枚数が3000~5000万枚ですので、発行枚数は多く通常切手の代用として使用してもらうのが目的です。使用済みは封書額面切手と比較してハガキ額面切手の収集は少し難しいようです。ハガキは通常では官製はがきを使用しますので、私製ハガキとなると使用頻度はかなり低くなるのが理由です。年賀郵便も同様でお年玉年賀ハガキを使用するのが当たり前で、私製年賀ハガキは商用など含めてほんの一部になります。切手は昭和48年発行の6次10円で、消印は昭和49年「市川局」の年賀機械印、オンピースです。
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