年賀機械印を続けて紹介しましたので、引き続き同じ年賀印を紹介します。記念切手で年賀印が多いのはハガキ額面の記念切手ですが、多くは国体記念切手やふみの日になります。特に国体記念切手は印面が大きいために年賀印がほぼ満月印で残ります。国体記念切手は1967年より従来の凹版印刷ペアからグラビアカラー印刷へ切り替わりました。しかし、当時は切手投機ブームも重なって1972年頃までは記念切手は未使用でシート単位で収集するケーズが多く、その頃までは記念切手が郵便に使用されるのは珍しい事でした。ですので国体記念切手でも昭和47年頃までの年賀印は少なく、使用例の多くはブームが終わった昭和48年以降です。今回の消印はもう少し後で、昭和53年の大洲局の年賀機械印です。
Visited 19 times, 1 visit(s) today