今回の消印は、最近物のキロボックスから出てきた「意匠変更」のバサラ大将500円ペアの分室局和文ローラー印です。書体変更のバサラ大将500円(緑色)とともに発行枚数の少ない切手でもあります。この意匠変更切手は意匠返納のカタクリ350円同様に発光検知のためのUVインクを使用しており、平成24年7月2日の発行日は初日印を使用する全国61局と郵便事業会社の59支店のみの販売になりました。この500円と言う額面は書留書状25グラムまでの適応切手になりますが、平成26年4月1日の郵便郵便料金改定で実質は約1年9か月の販売期間しかなく取扱局も少なかったため使用済みも少ない切手です。ですので平成22年から26年頃のキロボックスから出ないと平成切手のバサラ大将の青色と緑色は稀少な切手でもあります。消印は平成28年の北浜局高等裁判所内分室の和文ローラ印で、料金改定後も一部の局では販売されていたようですが、このように消印が判読できる物は少ないようです。