試行印は1982年(昭和57年)5月31日から基本試行期間2年の予定で、全国71局の様々な規模の郵便局で導入された試験的な消印になります。試行印の配備された局では平行して櫛型印も使用されていましたが、平成6年頃まで試行印は使用されていました。その最中に櫛型印から丸型印へ移行されましたが、この3つの消印でのエラーが数多く発生しています。特に一年に1度しか使用されない年賀印のエラーはかなり後期まで起きています。今回の消印はその中でも有名な、京都丹南局の試行印と櫛型印が合わさった平成4年のエラー年賀印、D欄に三日月、E欄に櫛が残る珍しいエラー印です。
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